ＤＴＰ業界が動きだす

■ＤＴＰ業界は慎重派

ＤＴＰ業界というと、
常に新しい技術を追い求めているような、
そんなイメージで捉えられているかもしれませんが、
実際は、いつも２〜３歩遅れています。

例えば、ＭＡＣは、
もうだいぶ前にＯＳ９からＯＳＸになっているのに、
僕の仕事は、いまだにＯＳ９が主流。

最近ようやく、ＯＳＸの仕事がちらほらと
入ってくるようになってきたたところです。

■データトラブルは命取り

理由としては、やっぱり「エラー」が恐い。
今でこそ少しマシにはなってきましたが、
ＭＡＣといえば「エラー」がつきもの。

バージョンがあがったばかりの時は、
どんな「エラー」が起こるか予測ができないので、
しばらく様子を見て、もうそろそろ大丈夫かな？
ってなってから、移行していきます。

ＤＴＰの場合、
最終的に印刷物にしないといけないので、
仮にデータは問題なく作れても、最終出力ができない！
なんてことになったら、作り直す時間もないし、
大問題ですからね。

■データの互換性も大事

それと、取引先同士でデータのやりとりをするので、
お互いのシステム環境を、
できるだけ揃えておく必要があるということ。

自分のところだけ、急いで新しい環境にしても、
あまりメリットはないんです。

その代わり、というかだからこそ、
システム環境が変わるとなったら、
各取引先が足波揃えて一斉に変わってしまうのも、
ＤＴＰ業界のおもしろいところですね。

■今、まさに過渡期です

で、今、まさにＤＴＰ業界は
ＭＡＣはＯＳ９からＯＳＸへ。
それと、もう一つの動きとして、ＭＡＣからＷＩＮへ。

フォント環境も含め、ＭＡＣとＷＩＮの互換性が、
実用レベルになってきたので、
ＷＩＮ環境へ完全移行するというところもでてきています。

それに伴い、ＤＴＰ用のアプリケーションも、
これまで定番だったものから、
まったく新しいものへと変わろうとしています。

んー、
長くなったので、その話はまた、次の機会に・・・。