カーテンの見本帳

■カーテンの見本帳

壁紙やカーテンの見本帳というのを見たことがありますか？
大判で、アタッシュケースか？！と思うような持ち手が付いてて、
厚みも１０ｃｍ以上ある、
施工例の写真と、生地見本が貼ってあるアレです。

そのカーテンの見本帳のＤＴＰデザインを、
少し前にやらせてもらったことがあります。

ちょっとアイデアを提案したり、
コンセプトワークのところから関わらせてもらって、
いい勉強にもなりました。

■生地貼りの内職

それはさておき、
この間、なにげなく求人情報をペラペラとめくっていたら、
その壁紙やカーテンの見本帳の
生地見本を貼るという内職が載っていました。

そういえば、「生地は内職の方に貼ってもらうんです」って、
担当の人も言ってたなーって思い出して、
ちょっと興味があって見ていたのですが、

１ページに平均６点くらい生地を貼って、
１ページ当たりの単価が３円・・・えっ、３円？

収入の例として載ってたのが、
１日３００ページを月に２０日やって、月収１.８万円。
１８万円ではなくて、月収１万８千円です。

■不公平ですね

カーテンの見本帳のＤＴＰデザインは、
確かページ単価が３千円くらい。
６ページやれば１万８千円、１日かからない仕事です。

きっと、作業の労力としては、
生地を貼っていくほうが、ウンと大変なような気がするのに、
なんでそんな単価設定なんでしょう？
あまりに不公平ですよね。

内職でも在宅ワークでも、
やっぱり、何か技能なり資格なりを持っていないと、
足元を見られちゃうってことなんでしょうか・・・？

とはいえ、最近はＤＴＰ業界も厳しくなって、
技術や知識や、新しいソフトへの対応や、
仕事の完成度や、納期や・・・
常に努力をつずけていないと、
生き残りもかなり大変になってきてはいますけどね。