在宅ワークの新しい動き

■在宅ワークの定番

在宅ワークといえば、やっぱり副業や内職が主流。
何らかの事情で外に働きに出られないという人が、
自宅で、空いた時間に・・・じゃないですよね、
忙しい時間をやりくりしてする仕事、というのが主です。

かつてはデータ入力やテープ起こしなどが人気で、
ＤＴＰ業界でも、
原稿は手書きのものがほとんどだったので、
文字入力専門の在宅スタッフさんが追いつかず、
入力データ待ちということもよくありました。

最近では、パソコンの驚異的な普及で、
原稿はワード（Microsoft Word）データ添付
というのが当たり前のようになり、
文字入力専門の在宅さんもめっきり減ったように思います。

ＤＴＰ業界のことなので、
他のところでの需要は、
まだまだあるのかも知れませんが・・・。

■最近人気はネット系

最近の在宅ワーク情報などでよく目にするのが、
ネットショップ経営や
アフィリエイト、ドロップシッピングなど。

自分の趣味や得意分野を活かした、
個性的なネットショップやセレクトショップが、
比較的容易に「開店」できるようになってきました。

いつか自分の店を持つ、というのが夢！
という人も、実店舗を構えるのはなかなか・・・
でも、インターネット上でなら実現可能です。

■そうカンタンじゃないけどね

とはいえ、口で言うほどやさしくはない。
「開店」とはいっても、郊外の、
それこそ山の中にポツンとオープンするようなもの。

その店の存在を、誰も知らない・・・。

口コミなどで広まって、そこそこ人が来てくれるまで、
少なくとも数ヶ月から半年くらいはかかるでしょうから。

データ入力のように、
やった分は確実に収入に、というワケにはいきません。
がんばってもがんばっても、今月も売り上げナシ。

辛抱がカンジンです。

■不労所得は魅力です

それでも、やってみる価値はあるかも。
とにかく一度、人気のショップ、
評判のサイトにさえ育ててしまえば、
あとは放っておいても人は来る、売れる。

完全にほったからしとはいかなくても、
少しのメンテナンスだけでも、維持はできそう。
海外旅行で遊んでいても、今月も通帳に振り込みが！

まさに、夢の生活。

イカンイカン、書いてるこっちが興奮してきた。
でも、そこにたどり着くには、
まったく収入にならない数ヶ月、半年、もしや１年。

やってみようと思うなら、「絶対あきらめない」
仮に何年かかろうと「儲かるまで続ける！」っていう、
強い意志と覚悟が必要そうですね。

■うまい話にはご用心

人気のあるものの処には、
いろんな人が集まってくるもので、

「誰でもスグに、カンタンに、高収入が！」
「これさえ読めば月収○○○万も夢じゃない！」

等々、いろんな情報が溢れています。
全部が全部ではないにしても、このご時世、
ひとまず、
眉毛にはしっかり唾をつけておきましょう。